界面活性剤は顔の痒みに関係する?

顔に痒みや乾燥・赤みがある方が自分に合う保湿剤や化粧品を調べていると「界面活性剤」という言葉を目にすることがあると思います。

ほとんどのホームページでは「合成界面活性剤が肌トラブルの原因」「合成界面活性剤を使用するな」と書かれていますが、本当に界面活性剤は悪いものなのでしょうか?界面活性剤がどのように肌に影響するのかをまとめています。

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界面活性剤とはどのようなもの?

界面活性剤と聞くと何となく肌には良いものではなさそうというイメージが大きいですが、生活をする上で非常に大きな働きをしています。

界面活性剤が含まれている物は洗剤やシャンプーだけではありません。アイスクリームやマーガリンなどの食品や殺菌剤などの医薬品、香水や化粧品にも含まれ界面活性剤はさまざまな場面で活用されています。

そもそも「界面」というのは2つの物質の境目のことを指します。例えばドレッシングはそのままにしておくと調味料とオイルが分離して2層に分かれてしまいます。

両者の間に線が入っているように見えるところが界面です。水と油は混ざり合うことがないため一時的に混ざったように見えても時間が経つと分離してしまいます。

ですが、同じく調味料とオイルが材料であるマヨネーズがドレッシングのように分離していないのはなぜでしょうか?

それはマヨネーズに調味料とオイルが分離しないようにする物質が含まれているからです。マヨネーズには卵黄が使用されていますが、卵黄に含まれるレシチンという物質は界面に働きかけ水と油が分離しないよう混ぜ合わせる働きをしています。

このように水と油を混ぜ合わることができる物質を「界面活性剤」と呼びます。
界面活性剤仕組み
http://洗顔.net/22_1.htmlより引用。

合成界面活性剤が嫌われる理由

界面活性剤には上記でも述べているように食品に使用されている物や洗剤などに含まれている界面活性剤もあります。

これらは同じく界面活性剤と呼ばれますが、天然の素材から作られる天然界面活性剤と人の手で化学的に合成して作られた合成界面活性剤があります。

天然界面活性剤と比べて合成界面活性剤は比較的安く大量に生産でき、高い洗浄力や浸透性を実現できることからシャンプーや洗剤、化粧品などに多く活用されています。

一見すると優秀な合成界面活性剤ですが、高い洗浄力や浸透性は肌にとっては良いものではありません。使い続けることによりゆっくり確実に肌へダメージを与えています。

合成界面活性剤を使用し続けるとどのような影響が出るの?

顔の痒みや乾燥・赤みは合成界面活性剤が含まれたシャンプーや洗剤、化粧品を使用していることが原因の一つとしてあげられています。

それは合成界面活性剤が必要な肌の皮脂を洗い落とし、たんぱく質を壊す作用があるからです。通常、皮膚や髪の毛はバリア機能に守られ外部からの刺激から侵入するものを受け付けないようになっています。

そのため、シャンプーや洗剤、化粧品などの「スベスベ・サラサラ・モチモチ肌」などの効果は一度皮膚のバリア機能を壊してから肌や髪に浸透させなければいけません。

これを毎日のように繰り返せば、皮膚のバリアはボロボロになり外部からの刺激を受けやすい肌になってしまいます。結果として顔に痒みや乾燥・赤みなどの肌トラブルが起きてしまいます。

まとめ

注意してほしいのは界面活性剤の全てが悪い物ではないと言うことです。食品・医療品・日用品の多くは界面活性剤の力を借りて製品が作られています。

合成界面活性剤にも刺激が少なく肌に優しいものもありますし、天然界面活性剤でも自然物を原料に人工的に合成された天然系界面活性剤もあります。

顔に痒みなどの肌トラブルがある方は商品のキャッチコピーに騙されず、どのような成分が使用されているかを確認するようにしましょう。

 

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