フェイスラインに痒みが出て、無意識に掻いてしまっていることはありませんか?鏡を見ると赤みが広がっていたり、触ると乾燥でカサカサしてしまいますね。
フェイスラインは顔の中でも痒みが出やすい箇所です。今回はフェイスラインが痒くなる原因や対策をまとめています。
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フェイスラインが痒くなる原因とは?
フェイスラインとは顔の縁のことでアゴまわりや、髪の生え際のことをさします。この部分は鼻の横や口まわりに続いて痒みが出やすく、手で触って無意識のうちに掻いてしまいがちです。
フェイスラインに痒みが出る原因には大きく分けて3つあります。
皮脂が溜まりやすい
皮脂というのは皮膚を乾燥やハウスダストなどの外部刺激から守るコーティング剤のようなものです。皮脂を分泌する皮脂腺は額、鼻に多くこれらの箇所を脂漏部位といいます。
時間が経つと顔がテカテカになってしまうのは顔に皮脂腺が多いことが原因です。皮脂は全身を覆うまで分泌されますが、皮脂を拭き取ったり洗顔をしたときに顔のふちや生え際に残ってしまいます。
肌を守るコーティング剤なので悪いものではありませんが、皮脂は時間が経つと酸化して、遊離脂肪酸という刺激物質に変わります。肌を刺激して痒みが起きてしまいます。
化粧残り
普段から化粧をする人であれば、メイク落としや洗顔料を使い化粧を落としていると思いますが、洗い方というのはクセになってしまい、毎日同じ箇所だけを洗ってしまいます。
そのため、綺麗に洗えているようでも洗い残しが出てしまいます。洗い残しがある部分は化粧品の油分や添加物によってニキビや湿疹が出てしまい痒みの原因になります。
皮膚の乾燥
顔はベタつきやすく皮脂が多いため乾燥しにくいと思われていますが、皮脂の多さと乾燥は関係がありません。皮膚の乾燥は皮膚の中に水分を蓄える力によって左右され、この力が低下していると乾燥を感じてしまいます。
フェイスラインは皮脂や化粧品、洗顔料なども残りやすく部分的に肌のターンオーバー乱れがちです。
ターンオーバーとは皮膚が生まれるサイクルのことで、ターンオーバーが乱れると水分を蓄える力のない未熟な皮膚が表面に出てきてしまったり、落ちるはずの角質がいつまでも皮膚に残ってしまいます。ターンオーバーが乱れた肌は赤みや乾燥により痒みが出てしまいます。
フェイスラインの痒み対策とは?
フェイスラインの痒み対策には、洗顔をしっかり行うことが大切です。しっかり行うというのは洗顔の回数のことではなく、アゴまわりや生え際を意識して洗うということです。
擦らずにたっぷりの泡で抑えるように洗いましょう。そして、洗顔後の乾燥対策も重要です。赤みや痒みなどの肌トラブルを起こす人の多くは、肌に水分を蓄える力が低下しています。
水分を蓄える力はセラミドで補うことができます。セラミドは皮膚の中にもともと存在してますが体質や年齢、環境で少なくなってきます。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどよりも保湿効果が高い成分なので、乾燥による痒みや赤みにはセラミドを取り入れるようにしましょう。
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まとめ
顔は汗や皮脂も多く、化粧品なども残りやすいため赤みや乾燥などの肌トラブルが多い箇所です。とくにフェイスラインは雑菌なども繁殖しやすく痒みも出てしまいます。
洗顔方法の見直しや保湿効果の高い保湿剤を使い早めにケアをするようにしましょう。
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