頬に触れた時にガサガサ・ゴワゴワすると感じたことはありませんか?このような肌状態の時には化粧水も馴染みが悪く洗顔をしてもスッキリしないことがあります。
なぜ顔がガサガサ・ゴワゴワするのでしょうか?その原因と対処法をまとめています。
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顔のガサガサ・ゴワゴワの原因は?
結論から言いますと、触ってガサガサ・ゴワゴワする人は顔の表面の角質がうまく剥がれ落ちず残っている状態です。
ゴワゴワという表現は少し伝わりにくいかもしれませんが、重々しく肌のキメが悪い時にゴワゴワ状態と言います。
こんな肌の時は細かなシワが見えたり、肌の弾力も悪く、女性であれば化粧のノリも悪くなってしまいます。顔がガサガサ・ゴワゴワする原因は大きく分けると2つあります。
肌の生まれ変わりが早くガサガサする
皮膚が生まれてから死ぬまでをザックリ説明すると、皮膚の奥底では19日間かけて表皮細胞と言われる皮膚の赤ちゃんが生まれてきます。
生まれたばかりの細胞はまた新たに生まれた表皮細胞によって14日かけてグングン皮膚表面へと押し上げられていきます。
皮膚の表面に到達するころには死んでしまい14日間で垢となって剥がれ落ちてしまいます。つまり28日間で肌は生まれ変わります。
肌の生まれ変わりが早い人は顔に触れた時にガサガサします。これは洗顔で擦りすぎたりアトピーなどの皮膚疾患、顔に赤みが出やすい人に多く、肌の生まれ変わりが通常よりも早くなっています。
肌が早く生まれ変わることで何がいけないのかというと、未熟な皮膚は刺激に弱く水分を蓄える力がありません。乾燥・敏感肌になり、弱い皮膚を守ろうと皮脂が過剰に分泌されるためベタつきやすくなります。
ガサガサ肌の対処法は?
顔にガサガサを感じる人は、肌の生まれ変わるサイクルが乱れている状態です。ここを正常に戻すことで肌は健康的になります。
また、洗顔にも注意が必要です。
洗顔フォームには皮脂や汚れをキレイに落としてくれますが、肌の力が弱まっている人には洗浄成分や添加物が肌を刺激してしまいます。
石鹸は洗顔フォームに比べると洗い流す力はやや劣りますが、肌への刺激や残留性も少なく肌ダメージも少なくなっています。刺激を少なくして肌を休ませるようにしましょう。
【関連記事】
≫≫洗顔には洗顔フォームと石鹸どちらがいいの?
肌の生まれ変わりが遅くゴワゴワする
肌の生まれ変わりが遅くなる原因には老化や充分な保湿がされていないことがあります。剝がれ落ちるはずの角質が肌の上で残っているため、触れた時にゴワゴワしてくすんだように見えてしまいます。
これは皮膚内のセラミドが減少傾向にあり、うまく生まれ変わることができていないことが原因です。セラミドは肌の中で水分を逃がさないように挟み込んでくれる存在です。
セラミドが低下することで角質細胞の水分も奪われ皮膚に角質が留まってしまいます。
ゴワゴワ肌の対処法は?
顔がゴワゴワする人は低下している水分量を上げるためにセラミドを摂りいれるようにしましょう。
セラミドは保湿クリームなどに配合されているため、洗顔後や朝に使うのが良いと思います。
セラミドも種類が多くてどれを使えばいいのか迷う方はロベクチンがおすすめ。
ロベクチンは抗がん剤や放射線治療の副作用の一つである肌荒れを改善させるために作られた保湿クリームなので刺激成分もなく、肌の水分量も上昇することが報告されています。
顔のゴワゴワが治りにくいという方の保湿に向いてます。
まとめ
顔のガサガサ・ゴワゴワは肌の生まれ変わりがうまく機能していないために起こります。ガサガサやゴワゴワをそのままにしていれば、肌の力は弱まり乾燥や赤み、シワなども増えてきます。
睡眠不足や食事の改善なども影響しているとも言われていますが、まずは洗顔や使用している保湿クリームを見直してみることから始めてみましょう。
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