おでこや眉間は皮脂が多く顔の中でも乾燥しにくい箇所と言われています。しかしおでこや眉間が乾燥してガサガサしているという悩みを持つ人は少なくはありません。
おでこや眉間は人に見られる箇所であるため乾燥は厄介ですよね。今回はおでこや眉間が乾燥する原因や対策について見てみましょう。
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おでこや眉間に油分はあるのに乾燥するのはなぜ?
時間の経過とともにおでこや眉間から皮脂が出てベタついてしまうという人は多いと思います。
おでこや眉間は脂漏部位と呼ばれる箇所であり皮脂の出る皮脂腺が1㎠あたり400~900個あるといわれています(皮脂腺の少ない腕や足は1㎠あたり50個程度)。
皮脂の多い箇所であるにもかかわらず、おでこや眉間はなぜ乾燥してしまうのでしょうか?
実は、皮脂の多さと乾燥はあまり関係がありません。
乾燥というのは水分を蓄える力で変わってきます。つまり、水分を蓄える力は貯水タンクのようなもので、タンクが小さくなったり壊れてしまえば、水分を蓄える力が低下して肌が乾燥してしまいます。
皮脂は皮脂腺から排出される油分で皮膚の表面に膜を張り外部刺激から皮膚を守る役割があります。肌を潤し乾燥を改善するものではありません。
皮脂が多くベタベタしているのに肌が乾燥しているというのはこのような理由があります。
おでこや眉間が乾燥する原因は?
シャンプーや洗顔による刺激
シャンプーや洗顔には余分な皮脂や汚れを浮かせ落としやすくするために洗浄剤が含まれています。
洗い上がりは髪や肌がさっぱりするというのは洗浄剤や一緒に含まれている添加物のおかげですが、洗浄剤は皮脂や汚れだけではなく皮膚を保護しているバリアを洗い流してしまいます。
バリアが落ちてしまうことで皮膚は刺激を受け水分を蓄える力のあるセラミドも流れ出してしまいます。セラミドが少なくなることで水分を保持できなくなり肌が乾燥します。
シャンプーや洗顔料は人気や安さ、香りのよさだけでは選ばずに、洗浄成分が穏やかなものを選ぶようにしましょう。
カミソリによる皮膚刺激
おでこの産毛や眉毛を整える方はカミソリによって皮膚表面を傷つけていることがあります。皮膚表面の角質は皮膚の奥底で新しい細胞が押し上げられるときに、アカとなって落ちていきます。
しかし、カミソリで皮膚表面の角質を傷つけることによって古い角質が無理やり剝がされ未熟な角質が表面へ出てきてしまいます。未熟な角質には水分を蓄える力が弱いため乾燥が出てしまいます。
体質による乾燥、敏感肌
生まれつき乾燥、敏感肌の方、アトピーなどで体質的に水分保持能力が低下している方は肌が刺激に弱く乾燥が出てしまいます。
乾燥しやすい肌というのは空気の乾燥やハウスダスト、化粧品などでも刺激を受けてしまうので刺激を与えやすいものは避け日常的に保湿剤などでケアをするようにしましょう。
おでこや眉間の乾燥・粉ふきを防ぐにはどうしたらいいの?
上記でも書いていますが、肌の乾燥を防ぐには低下している水分保持力を上げていくようにしましょう。水分を蓄える力はセラミドを補うことによって改善します。
セラミドは人間の皮膚の中に存在しているもので睡眠中に育成されますが、ストレスや十分な睡眠がとれていないと育ちません。
ストレスを解消しつつ質の良い睡眠をとることが粉ふきや乾燥を治す方法ですが、セラミドはスキンケア用品によっても補うことができます。
おでこや眉間の乾燥や粉ふきが気になる方は現在使用しているスキンケア用品をセラミド配合のものに替えてみるのがおすすめです。
セラミド配合のスキンケア用品は自分の肌に合うものを色々試してみるのが良いですが、無駄に買いたくない、どれを使ったらよいか分からないという人はモーニュのトライアルセットがおすすめです。
低刺激成分なので、赤みや乾燥が出て肌が敏感になっている人に向いています。
セラミドのスキンケア用品を使用すると、肌の水分量が上がりカサつきを感じにくくなります。
水分を溜めこめない肌は乾燥や痒みがいつまでも改善されません。セラミドは積極的に取り入れるようにしましょう。
まとめ
おでこや眉間は乾燥が出てしまうとなかなか治りません。気になり手で擦ると乾燥が広がってしまうので保湿剤でしっかりケアをするようにしましょう。
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