顔に塗っても大丈夫?キンダベート軟膏にはどんな効果があるの?

キンダベート軟膏は湿疹などに効果のある薬です。ステロイド剤であるため効果や塗り方、副作用に不安を感じる方もいると思います。今回はキンダベート軟膏についてまとめてみました。

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キンダベート軟膏の働きは?

キンダベート軟膏はステロイド剤の中でも比較的穏やかなステロイド剤です。ステロイド剤は人間の体の中にあるステロイドホルモンを人工的に作った物質です。

ステロイドホルモンには熱を帯びた部分を緩和さたり免疫を保つ働きがあります。その作用を薬として使用することにより、皮膚に起きたトラブルを正常な状態に戻してくれます。

ステロイドには強さ(ランク)がある、キンダベート軟膏の強さは?

キンダベート軟膏はステロイド剤の中でも下から2番目の4群「やや弱い」の分類に入ります。

・1群 最強(デルモベート軟膏、ハロベート軟膏など)
・2群 とても強い(トプシム軟膏、アンテベート軟膏など)
・3群 強い(ベトネベート軟膏、ユーメトン軟膏など)
・4群 やや弱い(キンダベート軟膏、ロコイド軟膏など)
・5群 弱い(プレドニゾロン軟膏、コルテス軟膏など)

効果が穏やかであるため肌の湿疹やあせもや軽度のアトピー、虫刺されに効果があり、皮膚が薄い箇所や赤ちゃんなどに処方されます。

キンダベート軟膏は顔に塗っても大丈夫?

キンダベート軟膏は4群の「やや弱い」に分類されていて、成人では皮膚の薄い顔や首に処方されるステロイドです。

皮膚の薄い部分ではステロイドの効果も出やすいため、キンダベートでも充分な効果があります。

ただし、ジュクジュクとして症状の激しい部分にはキンダベートでは効果が弱く3群や2群の強いステロイドが処方されます。

3歳から15歳の子供はキンダベートのようなやや弱いステロイドから処方されます。

顔への使用は大丈夫ですが、治りが悪い場合には悪化要因が除去されていなかったり、ステロイドが適切に使えていない場合があります。

症状によっては部分的に1ランク上のステロイドを使うことがあります。

0歳から3歳の乳児はキンダベートで十分な効果があり、顔や首に使用できます。キンダベートは副作用報告が少なくステロイドの中では安全なステロイドです。

ステロイドはだらだらと毎日塗り続けるものではありません。効果を感じない時には医師に相談するようにしましょう。

キンダベート軟膏の塗り方は?

皮膚科では1日に1回、もしくは2回塗るように言われることが多いと思います。ステロイド剤はかゆみ止めではないので何度も塗ったからといって症状が早く改善されるわけではありません。

症状が出ている部分よりも少し広めに塗るのがポイントです。熱を帯びた部分は皮膚表面だけではなく皮膚の奥に広がっていることもあります。

少し広めに塗ることでぶり返すのを防ぎます。使用量の指示がない場合には、ティッシュが軽く張り付くのを目安に適量を塗るようにしましょう。

ステロイド剤を塗ると2~3日で落ち着いてきますが、1週間は続けるようにしましょう。

症状がまだ残っている場合にはさらに1週間続けてキンダベート軟膏を塗るようにしましょう。その後は乾燥や外部刺激を防ぐために通常の保湿クリームに切り替えます。

キンダベート軟膏を塗り始めて2週間経過しても効果を感じられない場合や症状が悪化しているときには再度皮膚科を受診するようにしましょう。

キンダベート軟膏には副作用はあるの?

キンダベート軟膏は効果が穏やかと言ってもステロイド剤です。初めて処方された方や使い慣れていない方には不安を感じると思います。

ですがステロイド剤だけではなく薬には必ず副作用があります。一般的に言われているステロイド剤使用による副作用は「長期大量使用」と「内服による使用」が原因です。

医師の指示のもと外用薬を使用する場合には副作用はほぼありません。ステロイド剤には副作用があると過剰に反応せずに、上手に薬を使用するようにしましょう。

ステロイドを使いたくない人は?

キンダベート軟膏の効き目は強くなくてもやっぱりステロイドを使うのは怖いと思われる方もいるかもしれません。

ステロイドを使いたくない人はセラミド配合の保湿剤を使用するがおすすめです。

顔に痒みや乾燥などを引き起こす原因には肌のセラミド不足が関係しています。セラミドというのは皮膚の中に水分を蓄えたり、皮膚細胞を繋ぎとめる働きをしています。

セラミドが不足すると水分を蓄えられないため乾燥し、細胞の隙間から刺激物質が侵入しやすくなるため痒みが起きやすい乾燥敏感肌になります。

保湿剤は薬ではないのでステロイドのような働きはしませんが、使用していくことで肌の水分量を上げ刺激に左右されない肌を作ってくれます。

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まとめ

キンダベート軟膏は湿疹や熱を帯びた肌トラブルに働きかけてくれます。使いすぎると怖いというイメージで使用を中止したり、医師の指示を無視して少量しか塗らない場合にはぶり返しかゆみも強く出ることもあるので、しっかり塗って肌を落ち着かせるようにしましょう。

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