ヒアルロン酸は痒みや赤みがある顔に塗っても大丈夫?

ヒアルロン酸は高い保湿力から多くの化粧品や保湿剤に配合されています。塗るとしっとりして肌には良さそうなイメージがありますが、顔に痒みや赤みがある肌に塗っても大丈夫なのでしょうか?今回はヒアルロン酸について学んでみましょう。

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ヒアルロン酸とはどのようなもの?

ヒアルロン酸はムコ多糖類という粘り気のある物質で体の表皮と真皮、軟骨や目の硝子体に存在しています。高い保湿力があるため化粧品や保湿剤以外にも眼病治療や関節炎治療など広く活用されています。

肌を守るバリア機能は皮脂・角質細胞間脂質・天然保湿因子の3つにより一定に保たれていますが、肌に痒みや赤み・乾燥がある人はこのバランスが崩れ不足していると言われています。

皮脂は皮膚の皮脂腺から分泌される脂であり、汗と混ざり皮膚表面を覆い水分の蒸発を防いでくれる働きをしてくれます。

角質細胞間脂質は肌の細胞と細胞のすき間を埋める脂です。セラミドとも呼ばれ水分をサンドイッチ状に挟み込み逃げないようにしています。

天然保湿因子は角質層にある低分子のアミノ酸や尿素、ヒアルロン酸などで組成されています。水分をつかまえて離さない性質があります。

顔に痒みや赤み・乾燥がある人は肌の力が弱まり、特に角質細胞間脂質や天然保湿因子が不足しています。セラミドやヒアルロン酸が配合された保湿剤などで肌の力を回復させバリア機能を高めなければ同じような症状を繰り返してしまいます。

ヒアルロン酸は経口摂取でも効果がある?

ヒアルロン酸と言えばサプリメントも多く美容の一環として取り入れている方もいると思います。食品で言えば豚足や魚の目、鳥の軟骨などにも含まれています。

ヒアルロン酸は体内に取り込まれると単糖に分解されてしまいます。分解されたものが再びヒアルロン酸として再合成し効果を発揮してくれる可能性は低いと言われています。

最近では低分子ヒアルロン酸という消化されずに吸収され肌に効果があるといわれるものもありますが、吸収され血管内に入っても体が異物として判断してしまうため腎臓などで代謝され体外へ排出されてしまいます。そのためヒアルロン酸の経口摂取はあまり効果が期待できません。

顔に痒みや赤みがある人がヒアルロン酸を使っても大丈夫?

軽度の痒みや赤みであればヒアルロン酸配合の保湿剤を使っても大丈夫ですが、痒みや赤みが酷い場合にはヒアルロン酸を含め様々な保湿剤、化粧品などは刺激を感じてしまう事があります。

このような場合には化粧などを控え、ぬるま湯で顔を洗った後はワセリンを薄く塗るようにしましょう。ワセリンには余計な成分が含まれていないため痒みや痛みを起こしにくく乾燥も防いでくれます。

厚めに塗ると肌からの熱が逃げにくくなり痒みが出る場合があるので薄く塗るのがポイントです。ワセリンは油性成分のため肌の調子が良くなった状態で使用し続けるとニキビや脂性肌の原因になります。

そのためワセリンを使用して顔の痒みや赤みが落ち着いてきたら、刺激の少ない保湿剤に切り替えるようにしましょう。

まとめ

ヒアルロン酸は肌に良いというイメージだけで保湿剤を選ぶのはあまり良いとは言えません。市販されている保湿剤の多くは石油系の界面活性剤や添加物が含まれ、肌のバリア機能を一時的に壊し保湿成分を押し込むように入れています。

肌が潤っているように感じますが、バリア機能を少しずつ破壊しているため乾燥や赤みの起きやすい肌になっていきます。

顔に肌トラブルが出やすい方はヒアルロン酸以外にも配合されている物に注目して保湿剤を選ぶようにしましょう。

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